1.石鎚山(石鎚スカイライン）

石鎚山は、西日本最高峰であり、標高1982mに達し、日本百名山の一つとして認識されています。山の頂上からは、晴れた日には瀬戸内海の美しい景色だけでなく、中国地方や九州の山々まで遠望することができます。特に10月頃から山頂近くで紅葉が見頃を迎え、山のふもとに向かって美しい色づきが広がります。久万高原町からは、標高1492mに位置する土小屋まで、石鎚スカイラインと呼ばれる山岳道路を通り、紅葉を楽しみながらアクセスできます。山の高い標高ならではの魅力として、登山の達成感と紅葉の壮大な景色を同時に楽しむことができます。

見どころ： 土小屋からは、初心者でも比較的安全に山頂まで登山できます。山頂周辺は紅葉に包まれ、赤く染まった絶景スポットとして知られています。

2.面河渓の紅葉

石鎚山の南麓に広がる渓谷は、国指定の名勝地で、奇岩やエメラルドグリーンの清流が流れています。この川の透明度は非常に高く、遊歩道からでも川底が見えるほどです。季節ごとに異なる風景が楽しめますが、秋の紅葉が特に人気です。多くの紅葉する樹木があるため、紅葉河原や虎ヶ滝など、遊歩道沿いには紅葉を楽しむスポットが点在しています。紅葉は10月中旬頃から色づき始め、見頃の10月下旬から11月上旬頃になると、白い岩肌に黄色や赤の紅葉が広がり、素晴らしい景観が楽しめます。

見どころ： 五色河原の近くにある渓泉亭面河茶屋では、窓から絶景を楽しみながらオリジナルのブレンドコーヒーを味わうことができます。

3.西山興隆寺の紅葉

桓武天皇の勅願寺として設立されて以来、千有余年にわたり、東予随一の霊地として信仰を集め続ける寺。本堂や銅鐘など、多くの文化財を有するこの寺は、歴史のある建物が自然に融合しながら、威厳のある佇まいを感じさせてくれる。四季折々の景色も格別で、愛媛県の名勝にも指定されている。初詣や花見シーズンをはじめとする年間を通じて多くの参拝者が訪れるが、特に秋の紅葉シーズンは人気だ。例年、紅葉の見頃は11月上旬から12月中旬で、その美しさから「もみじ寺」とも呼ばれ、広く親しまれている。

見どころ： モミジが赤やオレンジに紅葉する姿は美しいですが、新緑の中で咲く紅葉も風情があり、魅力的です。